田能村竹田の掛軸買取りました

先日、福岡市内のとあるお宅から掛軸の大量処分という事で骨董品買取のご依頼がありました。
伺うと部屋中掛軸とまくり、扁額などの骨董がずらりと並べられていました。査定していく中で見つけたものは「田能村竹田」の掛軸が複数ありました。江戸後期の文人画家。名は孝憲,字は君彝(くんい),通称行蔵。竹田のほか九畳外史などと号した。豊後国竹田村(大分県竹田市)に生まれます。父は碩庵。代々岡藩中川家に仕える藩医の家柄です。少年のころより素読や習字を始め,やがて医業を修めるようになり家の職を継ぎます。1798年(寛政10)22歳のとき藩校由学館に出仕,医業を廃して学問専攻を藩から命ぜられ,のちには頭取となりました。当時由学館総裁であった唐橋君山のもとで豊後国誌の編纂が始まるとその御用掛となり,翌年には君山に従って領内を巡視しています。
資性は風流で、文雅を好み高才多能、詩歌・文章・書画・茶香みな通暁していたようです。絵は谷文晁に学び、明・清画を研究して独自の画境を築きます。また交友も多く浦上玉堂・上田秋成、殊に頼山陽・岡田半江と親しくしました。また弟子に帆足杏雨・田能村直入らがいる。天保6年(1835)歿、59才でなくなられました。

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